待てば海路の日和あり
日本人は古来より「待つ」ということは美徳だと考えてきた。
待てば海路の日和あり、果報は寝て待て、など。
今日は友人と釣りをしに行った。
釣りも待つことが重要である。といっても自分は友人のを見てるだけだが。
自分は運転手である。運転の練習も兼ねて少し遠出をした結果である。
冒頭でも言ったが待つということは大変尊いことである。
だが、実際どうだろう、待つ時間というのは恐ろしく退屈で、陰鬱として、まどろっこしい物だろうか。
待てば海路の日和ありというが結果は一匹も釣れずじまいであった。
その後、もう一人の友人と合流し、惚気話を聞いたり、合コンで可愛い子と出会った話を聞いたりと少しの間話さなかっただけで話題というものは溢れてくるものだと実感した。
毎日会うような関係も素晴らしいが会わない時間に次会うことを待つというのも大事なのかもしれない。